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基本的に薬はどうしても便が出ない時の緊急措置である事を忘れず、上手に利用しましょう。
注意点
・便秘薬は便秘を治す薬ではない(排便を促すことはできるが便秘を治すことはできない)。
・刺激が強いので、腸の働きを悪くしてしまう副作用がある。
・症候性便秘は原因が病気にある為、薬を飲む事で病気の発見を遅らせてしまうこともある。
・けいれん性便秘は、薬を飲むと激しい下痢や腹痛を起こすこともある。
内服薬
@刺激性下剤
・直接大腸を刺激し、ぜん動運動を活発化させる。
・腸壁からの水分を促し便をやわらかくする。
・腸内の毒物排出用。
・作用が強力で習慣性がある。
・長期使用は大腸内膜に異常な変化が起きたり依存症を引き起こす為、腸弛緩症候群になる場合がある。
・服用は短期間。
・妊婦は使用禁止。
1.アンドラキノン系 … センナ、センノシド、アロエ、ダイオウ
2.ジフェニルメタン系 … ピコスルファートナトリウム、ビサゴジル
3.フェノールフタレイン系 … フェノバリン、ラキソナリン
A浸透圧性下剤
・周囲の組織から腸管内に水を引き込み、軟便とし、腸管運動を促進。
・過剰な水分が大腸壁を拡張・収縮を刺激する。
・作用は穏やか。
・下剤の成分はほとんど体内に吸収されない。
・適量以上服用や肝臓に障害がある場合、高マグネシウム血症を引き起こすこともある。
・服用後3時間以内に効果が現れる。
1.塩類下剤 … 酸化マグネシウム、クエン酸マグネシウム
2.糖類下剤 … ラクツロース
3.電解質配合剤 … ポリエチレングリコール
B膨張性下剤
・便を膨張させ量を増やし、腸を刺激する。
・ぜん動運動を活発にする。
・多量の水で服用。
・腸にポリープや狭窄がり腸が狭くなっている場合、腸閉塞を起こす事がある。
・弛緩性便秘に適している。
1.CMC … カルボキシメチルセルロース
2.プランタゴ
3.オバタ種皮
C湿潤性下剤
・水分を吸収させる界面活性作用で硬い便に水分を浸透させて軟らかくしカサが増える為、腸に刺激を与える。
・単体では効果が弱い為、刺激性下剤との服用が多い。
・効き目は穏やかで副作用がほとんどない。
・脂溶性ビタミン剤の吸収障害には注意が必要
・効果が現れるまで8〜12時間かかる。
・多量の水と共に服用。
1.ジオクチルソジウムスルホサクシネート
2.バルコゾル
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