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症候性(器質性)便秘の原因となる主な病気は、大きく5つに分けられます。
@腸の癒着や狭窄(大腸ポリープ・大腸がん・子宮内膜症など)
大腸ポリープ
大腸の粘膜にできたポリープ(胃・腸などのうち壁にできるいぼ状・きのこ状の腫瘍)は、良性のものやがんになるものなどがある。小さいうちは自覚症状はない。
直腸ポリープ … S状直腸にできる。
結腸ポリープ … S状結腸・上行結腸・下行結腸・横行結腸などにできる。
大腸がん
大腸粘膜上皮(盲腸から結腸・直腸・肛門まで)にできるがん。初期は、ほとんど自覚症状はない。
自覚症状 … 肛門から出血、便に血・粘液が付着・頭痛・全身倦怠感・体重減少。
便の特徴 … 便の色が黒いまたは赤黒くドロッとしている、便に血や粘液が付いている、
直腸がん … S状直腸にできる。
結腸がん … S状結腸・上行結腸・下行結腸・横行結腸などにできる。
子宮内膜症
子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が子宮以外の場所にできる病気。
(卵巣・直腸・ぼうこうなど)子宮以外の子宮内膜も女性ホルモンに反応し、生理と同じ様な出血を起こすが、子宮内のように正常な排出ができず溜まってしまう為、周辺臓器と癒着を起こしたり、チョコレートのう胞(線が閉ざされ分泌液が溜まり袋状になる)ができる。
A腸の周囲の臓器の腫瘍などによる圧迫(卵巣のう腫・子宮筋腫など)
卵巣のう腫
人体の中で最も様々な種類の腫瘍ができる臓器の卵巣内に、良性ののう胞性腫瘍(中に液体が溜まった腫瘍)ができる病気。
1.粘液性嚢胞腺腫 … どろっとしたムチンという粘液ができる。
2.漿液(しょうえき)性嚢胞腺腫 … さらさらの淡黄色透明の液体が溜まる。
3.成熟嚢胞性奇形腫 … 脂肪・髪・歯などが詰る。
子宮筋腫
女性ホルモン(エストラジオール)の影響を受けて子宮筋の筋繊維が増加し腫大する病気。
生理時の出血量が増える、凝血がまじるなどの自覚症状がある。筋腫が大きくなると、硬い塊を確認できる様になり、周囲を圧迫して便秘や頻尿の症状がでる。
閉経(卵巣内の卵からエストラジオール分泌がなくなる)すれば、筋腫は自然に縮小する。
1.壁内筋腫 … 子宮筋層内にできる。
2.粘膜下筋腫 … 子宮内膜の下にできる。
3.漿膜下(しょうまくか)筋腫 … 子宮の外側にできる。
4.頸部筋腫 … 子宮の頸部にできる。
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